現役キャバ嬢が明かす「本当に迷惑な客」10選

好かれる為に当然、キャバクラ嬢に嫌われないことが大前提です。

  • ボディタッチがしつこい客
  • 説教・マウントを取ってくる客
  • お金をチラつかせて偉そうな客
  • プライベートに踏み込みすぎる客
  • 泥酔して暴れる客
  • 無理やり同伴・アフターを迫る客
  • 割り勘やお金に細かい客
  • 場をしらけさせるネガティブ発言連発の客
  • 他の嬢と比較してくる客
  • 連絡をしつこく取ろうとする客(粘着質)

キャバ嬢に嫌われないためには?

  • 距離感を守ること
  • 店とプライベートを混同しないこと
  • 紳士的なふるまいを心がけること
  • 無理な要求をしないこと

キャバクラはあくまで“接客のプロ”が提供する非日常空間。快適に楽しむには、相手の立場を尊重し、節度ある行動が求められます。

「本当に迷惑な客」10選

目次

ボディタッチがしつこい客

キャバクラは「お酒と会話で楽しむ接客業」です。性的な接触を前提にしていないため、ボディタッチは“明確なルール違反”かつ“セクハラ”に該当します。

にもかかわらず、「酔ってるから」「俺は常連だし」などと開き直って触れてくる客が多く、キャバ嬢から圧倒的に嫌われています。

■ 典型的な迷惑行為の例(現場の声から)

タイプ 具体的な行動 キャバ嬢の感じ方
腰タッチ型 会話中に自然なふりをして腰に手を添える 「ボディラインをわざと狙ってるのが分かる」
手つなぎ強要型 「寒いね」「手小さいね」と言って握ってくる 「営業スマイルで拒否できないのがつらい」
太もも狙い型 ソファ席で脚を密着させたり、膝に触れる 「一番嫌。距離近すぎて逃げ場がない」
ハグ魔型 帰り際や来店時に毎回ハグを求める 「断りづらい雰囲気を作るのがタチ悪い」
背中からの手回し型 隣に座ったときに背中から手をまわす 「あえて見えない角度から触ってくるのが卑怯」

■ キャバ嬢の心理と葛藤

キャバ嬢は「ニコニコ笑って接客する」ことが求められていますが、本音では以下のような感情が渦巻いています。

  • 「触られても笑ってる=喜んでる」と勘違いされるのが一番きつい
  • 本当は怒りたいけど、我慢しないと売上が下がる
  • 「次指名してくれないかも」と思うと強く言えない

■ 店側の対応(現代のキャバクラ事情)

最近では多くの店舗で、以下のようなボディタッチへの対応ルールが整備されています。

  • キャストがNGを出したら即スタッフが対応
  • 客に対して「タッチ禁止」の注意が入る
  • 悪質な場合は出禁処分・警察通報もある

特にコロナ以降は「接触NG」の方針が強化されており、触れた時点で一発退場の店も増えています。

■ タチの悪い勘違い客の思考例とその誤解

勘違い客の思考 実際のキャバ嬢の反応
「俺にだけ特別に許してるはず」 誰にでも営業スマイルしてるだけ
「触れても怒られない=OK」 嫌だけど我慢してるだけ
「お金使ってるんだからいいでしょ?」 金額関係なくアウトです
「店の女の子はそういうのも仕事でしょ?」 それは風俗の話。完全に別業種

■ 触られても笑顔で接客する理由とは?

  • 店の雰囲気を壊したくない
  • 他のお客様に見られている
  • 指名・売上のために耐えている

つまり、笑顔は“我慢の産物”であり、決して好意ではありません

■ 最悪の場合、こうなる

  • 嫌われてLINEブロック or 指名拒否
  • スタッフにマークされ、出禁リスト入り
  • SNSで“地雷客”として晒される(裏アカ経由など)

■ ボディタッチを防ぐ正しいスタンス

  • 距離感を守る:触れようとせず、空間を共有する意識を持つ
  • 言葉で勝負する:「この子と話すの楽しい」と思わせる会話力が重要
  • “触れない紳士”の方が結果的にモテる

ボディタッチがしつこい客

説教・マウントを取ってくる客

キャバ嬢にとって接客中の時間は「仕事の場」であり、お客様に指導される立場ではありません。しかし一部の客は、自分の方が人生経験や社会的立場で上だと“勘違い”し、説教やマウント発言を繰り返します。

こうした態度は、見下し・支配欲・自己満足の表れであり、キャバ嬢たちからは強く嫌われる行為です。

■ よくある説教・マウント発言パターンと裏心理

タイプ 代表的なセリフ 客の心理 キャバ嬢の本音
人生指導型 「今のうちに資格でも取っとけよ」 自分の価値観を押しつけたい 「知らんがな、って思ってます」
道徳説教型 「キャバ嬢なんかやってて親が悲しまないの?」 自分の方が“正しい”と思いたい 「うちの親、応援してますけど?」
マウンティング型 「オレは会社で部下20人いるからさ」 自尊心の補強がしたい 「だから何?って内心全員思ってる」
実績自慢型 「昔は○○の取引先任されててな…」 自分の過去に酔いたい 「過去の栄光、興味ないです」
否定論破型 「でもさ、それって間違ってるよね」 相手を下に見て優越感に浸りたい 「この人、会話のキャッチボールできない」

■ キャバ嬢の本音:一見ニコニコ、内心ブロック

説教やマウントを受けている間、キャバ嬢の頭の中はこうなっています:

  • 「早く帰ってほしい」
  • 「指名外したい」
  • 「次からこの人には営業しない」

営業トークで笑って相槌は打っているが、内心は冷めきっているのが実態です。

■ 「オレが正してやる」タイプが特に危険

このタイプは、「君のためを思って」「もっといい人生を」などと一見親切風を装いますが、根底には“自分が上”でいたい欲求が潜んでいます。

  • 価値観の押しつけ
  • 否定による支配
  • 上からのアドバイスという形で自己満足

→ これは完全なパワハラ的接客行為といえます。

■ よくある「勘違い」の正体

勘違い 実際
「若い子に教えてあげてる俺、カッコいい」 ただの自己陶酔でしかない
「オレの経験談はためになるはず」 興味を持たれてない時点でアウト
「本音で語れば響く」 営業モードの壁を越えることはできない

■ 店側の視点:クレーム対象にもなる

  • 他の客の前で大声で説教する→「空気を壊す客」としてマーク対象に
  • キャバ嬢から相談があれば「指名NG」や「入店お断り」になることも

■ 「説教しない客」がモテる理由

  • キャバ嬢を1人の“対等な人間”として尊重している
  • 自分語りではなく“相手の話”を聞ける
  • 相手にとって「心地よい時間」を意識している

こういった客は、逆にキャバ嬢から「もっと話したい」と思ってもらえる存在になります。

説教・マウントを取ってくる客

お金をチラつかせて偉そうな客

キャバクラは「お金を使う場所」である一方、“金額=人間的魅力”ではありません。にもかかわらず、一部の客は「金さえ出せば何でも許される」「女は金に弱い」と勘違いし、札束やボトルを盾に威張る態度を見せてきます。

この“支配的なふるまい”はキャバ嬢にとって非常に不快で、表面上は笑顔でも、内心では「二度と指名したくない客」筆頭です。

■ よくある「お金をチラつかせる言動」とその本音解説

行動パターン 客のセリフ キャバ嬢の内心
ボトルドヤ型 「1本じゃ足りないでしょ?2本入れるよ」 「ありがとう。でも“それで好きになる”と思わないで」
現金見せびらかし型 「今日50万持ってきた」「財布これしか持ち歩かない」 「だから何?って思ってる」
高額チップ強調型 「チップあげるからさ、もう少し仲良くしようよ」 「その条件付きがキモい」
金で口説こうとする型 「今日20万渡すから、ホテル行かない?」 「風俗じゃないし、即NG案件です」
上から金額提示型 「お前の時給、オレの1時間分にも満たないでしょ」 「その1時間分で人格売れると思ってるの?」

■ キャバ嬢が語る「本当に尊敬されるお金の使い方」との違い

  • 偉そうにせず、自然体で大きく使う
  • 見返りを求めない
  • 店の雰囲気や他の客も配慮できる

「“静かにスマートに”使える男性が、実は一番人気あります。チラつかせた瞬間に“あ、下品な人だな”って思います」

■ 「金で支配しようとする」心理の背景とズレ

客の心理 現場の認識
「金を使えば気に入ってもらえる」 金額ではなく“接し方”で評価される
「キャバ嬢は金で動く」 プロの接客として動いてるだけで、個人的好意ではない
「俺は金持ち=モテる」 態度が伴っていないと“ダサい金持ち”扱いされる

■ 実際にキャバ嬢が感じた“残念な金の使い方”エピソード

  • 「100万の時計を自慢しながら、会話は全部つまらない自慢話。帰ってから即LINEブロックしました」
  • 「高いボトル連発してくれたけど、最後に“それで今度アフター行ってよ”って言われてドン引き」
  • 「“俺が入れてあげたんだからLINEくらい教えろ”ってキレられて怖かった」

■ 店側の視点:金払いが良くても“危険客”認定されるケース

  • 高額客でもマナーが悪いと出禁対象
  • 嬢からの評判が悪ければ“裏ブラックリスト”に載る
  • 他の客に迷惑をかけた場合は営業妨害扱い

■ 「お金を使っても嫌われる客」と「使わなくても好かれる客」の違い

使い方 態度 評価
チラつかせる 威張る・支配的 最低評価・NG対象
さりげなく使う 紳士的・気配りあり 高評価・人気顧客
ほとんど使わない 話が面白い・礼儀正しい 好印象・また会いたいと思わせる

お金をチラつかせて偉そうな客

プライベートに踏み込みすぎる客

キャバ嬢は営業の一環としてLINE交換やDM返信を行うことがありますが、これはあくまで仕事としての営業ツール

しかし一部の客は、それを「好意の表れ」「プライベートの関係」と勘違いし、連絡をエスカレートさせていきます。

このタイプの客は、「しつこい」「怖い」「距離感がおかしい」とキャバ嬢から認識され、最もストレスを与える存在となります。

■ 典型的な粘着行動パターンとキャバ嬢の本音

行動タイプ 実例 キャバ嬢の感じ方
頻繁LINE送信型 朝昼晩、毎日LINEで「おはよう」「今何してる?」 「既読すらしたくない。通知が地獄」
返信催促型 既読無視に「なんで返事くれないの?」「怒ってる?」 「返信遅いだけで詰められるの無理」
出勤チェック型 「今日出勤?何時から?何卓?」と毎日聞いてくる 「監視されてるみたいで怖い」
SNS監視型 インスタ投稿に即DM・いいね、すぐに反応 「見られてる感じが不快。裏垢に逃げたい」
急な呼び出し型 「今から会えない?」「店の外で待ってる」 「もはやストーカーの一歩手前」

■ 営業LINEの「勘違い」あるあると現実の温度差

客の勘違い 実際の営業意図
「LINEをくれた=俺に気がある」 → 店に来てもらうための営業連絡
「スタンプ返してくれた=好意がある」 → 既読スルーを避けるだけの最低限の対応
「返信が遅い=何かあった?」 → 忙しい・営業順位が低い・返信しないと決めているだけ
「やり取りが続いた=仲良くなった」 → 全員に同じようにやってる営業マニュアル

■ キャバ嬢が抱えるリアルなストレス

  • 連絡をしないと怒られる
  • 店外で待ち伏せされる
  • SNSに執着される
  • 「恋愛営業」から「恋愛ストーカー」に変化する恐怖

「営業LINEに本気になる人って、だんだん怖くなるんですよ。本音ではブロックしたくても、店の売上のために我慢してる時もあります」

■ よくある粘着客の特徴と心理

特徴 行動 心理的背景
依存体質 毎日連絡、返事が遅いと不安定 愛されているという確証が欲しい
勘違い恋愛型 「俺だけは特別」と思い込む キャバクラとリアルの区別がついていない
妄想支配型 監視・束縛・出勤日調査 自分が相手をコントロールできると思い込む

■ 対処方法(キャバ嬢・店側)

  • ブロックまたは既読スルー
  • 店に報告→担当スタッフが警告
  • 悪質な場合は「指名NG」または「出禁」
  • 身の危険があると判断された場合、警察への相談も視野に入る

■ SNS・LINEでの粘着を防ぐキャバ嬢の営業テクニック

  • 営業LINEをテンプレ化して感情を出さない
  • 個人LINEではなく「営業アカウント」を使用
  • 距離を保った返信(「〇〇さん、またお店で話しましょうね」など)
  • スタンプでの対応のみで感情を伝えない

■ モテる客との違い:粘着型 vs 紳士型

粘着型客 紳士型客
連絡頻度:毎日・長文・即返信を期待 連絡頻度:週1~2、軽い近況程度
会えない時に怒る 会える時に楽しむ
自分が主役 相手が快適かを考える
“好き”を押しつける “好き”を匂わせず空気を読む

プライベートに踏み込みすぎる客

泥酔して暴れる客

泥酔して理性を失った客は、会話にならず、暴言・暴力・セクハラ・破損行為などを引き起こすリスクが極めて高い存在です。

キャバ嬢から見れば「接客不能」、店側から見ても「営業妨害」レベルの危険人物扱いとなります。

■ よくある泥酔迷惑行為パターンとキャバ嬢の声

行動タイプ 具体例 キャバ嬢のリアルな反応
大声&奇声型 「ウェーイ!」「歌えやー!」と大騒ぎ 「店全体の空気壊れる。恥ずかしすぎ」
暴言型 「ブス!」「お前使えねえな」など罵倒 「笑顔で耐えてても、内心涙出そう」
嘔吐型 テーブルや床、衣装にゲロを吐く 「クリーニング代払ってほしい…」
接触暴走型 ハグ・キス・抱きつきが止まらない 「完全にセクハラ。手が震えるレベル」
酒乱型 グラスを割る、テーブルをひっくり返す 「スタッフ呼ぶ前に身構える」

■ 泥酔客が嫌われる深い理由

  1. 会話が成り立たず、接客不能
  2. 他のお客様・キャスト・スタッフに被害が及ぶ
  3. 暴力・破損・セクハラに発展する可能性
  4. 後日「覚えてない」と言われることで責任回避
  5. 一度でもトラブルを起こすと“出禁リスト”入り

■ キャバ嬢の本音・現場の声

「冗談抜きで“吐かれる・触られる・怒鳴られる”の三重苦です」
「お客様として扱いたくないけど、スタッフが来るまで笑ってごまかしてるのがつらい」
「一緒の卓になった瞬間に“今日は地獄”って覚悟します」

■ 店側の対応とリスクマネジメント

  • スタッフが即介入し、退店要請 or 強制退店
  • 被害(破損・衣装汚損など)が出た場合は賠償請求あり
  • 暴力やセクハラがあれば警察対応+出禁処分
  • 常連であっても一発退場のルールを徹底する店が増加中

■ 泥酔客の勘違いあるある

勘違い 実際
「酒飲んで盛り上げてるんだから偉い」 → 他の客もキャストも白けてる
「ベロベロの俺がかわいいと思われてる」 → ただの扱いづらい酔っ払い
「どうせ覚えてないし大丈夫」 スタッフや嬢は全部覚えてる+記録されてる
「酒癖悪いけど金は使ってる」 → 売上があっても“店に損失を与える客”認定

■ 泥酔暴走による“その後の代償”

被害内容 起こり得る結果
キャバ嬢への接触行為 セクハラで通報、警察沙汰
嬢の衣装や内装への汚損 クリーニング代・修繕費の請求
他客への迷惑行為 店の信用低下、指名・売上減少の責任追及
店内での暴力・暴言 出禁処分、SNSで晒されるリスクも

■ キャバ嬢が“また会いたい”と思う飲み方との違い

泥酔迷惑型 紳士的な飲み方
限度なく飲む 自分の限界をわきまえる
何を言ったか覚えてない 最後まで会話を覚えている
気分で怒る・泣く・叫ぶ 終始穏やかに楽しむ
強制的に飲ませようとする 相手のペースを尊重

泥酔して暴れる客

無理やり同伴・アフターを迫る客

キャバ嬢との同伴(営業時間前に一緒に食事などに行く)やアフター(営業後に店外で会う)は、好意の証ではなく、営業戦略や指名獲得・売上調整の一環です。

しかし、一部の客はこれを「当然の権利」「仲良くなった証拠」と勘違いし、強制的に誘ったり、断られると怒ったり、執拗に粘ったりします

これがキャバ嬢にとって「最も警戒するストーカー予備軍的行動」なのです。

■ 典型的な“無理やりアフター・同伴”のパターンと現場の声

行動タイプ 客のセリフ キャバ嬢のリアルな反応
強制誘導型 「このあと絶対行くよね?」 「え、行くなんて一言も言ってないんだけど」
キレ誘導型 「なんで行けないの?俺のこと嫌い?」 「面倒くさい人確定。次から避ける」
金額チラつかせ型 「タクシー代出すからさ」「2万渡すから」 「金で動くと思ってる時点で無理」
“一回だけ”しつこい型 「一回だけ、今日だけ、ね?」と5回言う 「言えば言うほど断る理由しか浮かばない」
店前張り込み型 「出待ちしてるから」「外で待ってるよ」 「もはや通報案件」

■ キャバ嬢の本音:営業で付き合うにも限度がある

  • 「仕事だから断れない」→「でも限界はある」
  • 無理に誘われると「安全じゃない」と感じる
  • 他の同伴・アフター客とスケジュールを組んでいる場合も多く、「割り込んでくる客」は迷惑

「アフター=距離が近い証拠」と思われるけど、実は“店からお願いされた時だけの義務”とか、“売上調整”が多いです。

■ 同伴・アフターの本当の意味(裏事情)

種類 実情 キャバ嬢の本音
同伴 売上・ポイント制度に関係しやすい 「営業目当て。気が進まない相手なら断る」
アフター 店の売上には直接影響しない(ただしお礼営業の場合あり) 「完全に“余裕がある時だけ”。無理強いはNG」

■ 店側の対応とリスク管理

  • アフターを強要された嬢から報告があれば、指名NG・出禁の対象
  • 店側が「危険客」と判断した場合、スタッフ同伴の送り対応・警察相談になることも
  • SNS等で「危険人物リスト」が内部共有される店舗も存在

■ 無理に誘う客が犯しがちな“勘違い”と現実

勘違い 実際
「金を使ったから当然行ける」 → お金と店内サービスはセットだが、店外は別契約
「仲良いし断られるわけない」 → 仲良い“フリ”が仕事
「断られても粘ればOK」 → 粘れば粘るほど“キモい人”認定
「今日しかない」 → そういう人ほど“今日で終わり”になる

■ キャバ嬢が“また同伴・アフターしたい”と思う客の特徴

  • 無理に誘わず「時間が合えば行こうね」と引くことができる
  • 店内での会話・気遣い・盛り上がりが心地よい
  • お金やメリットをチラつかせず、スマートに提案
  • 断られても機嫌を損ねず、大人な対応ができる

「“じゃあまた今度誘うね”って言って引いてくれる人が一番ありがたい。そういう人の方が誘いたくなる」

■ アフター・同伴は“強要するもの”ではなく“信頼されてこそ成立するもの”

  • 誘えば誘うほど「キモい」「怖い」と思われる危険性
  • キャバ嬢が自主的に誘いたくなるのは「安心できる人」「紳士的な人」
  • 「断られて機嫌を損ねる客」=即アウト

無理やり同伴・アフターを迫る客

割り勘やお金に細かい客

キャバクラは「高級志向の非日常空間」です。そのため、金額に対する細かい指摘や“コスパ思考”の会話は、その場の空気を一気に壊す行為になります。

キャバ嬢たちにとっては「自分との時間に価値を感じていない」「接客を下に見ている」と受け取られ、不快感・警戒感・営業優先度の大幅ダウンにつながります

■ 典型的な“お金に細かい客”の言動パターンと嬢の本音

タイプ 具体例 キャバ嬢のリアルな反応
割り勘提案型 「女の子のドリンク代は払いたくない」「割り勘にしよう」 「割り勘の時点で恋愛も接客も終了」
金額チェック型 「これっていくら?」「指名料ってなんでかかるの?」 「その場でお金の話されると空気最悪」
値引き交渉型 「シャンパンちょっと安くしてよ」「延長なしでおまけして」 「安くしてって言う人に限って態度も悪い」
コスパ評価型 「この金額でこのレベルかよ」 「じゃあ来ないでいいです」
領収書要求型 「領収書切って」「会社に経費で落とすから」 「ビジネス目的かよ…」

■ お金に細かい=「気遣いができない」と見られる理由

  • キャバクラでは「金額ではなく空気を買う場所」
  • 金の話を店内で持ち出すと、キャバ嬢が“安く扱われた”と感じやすい
  • 細かい話をする客ほど「一緒にいても疲れる」と思われやすい

「“払え”って話じゃないんです。“気持ちよく払うかどうか”が大事なんです」

■ キャバ嬢の営業目線:お金に細かい客へのランク付け

視点 お金に細かい客 お金にゆとりある紳士
優先度
LINE返信率 遅い or 無視 優先的に対応
同伴・アフター 基本断る 応相談 or 提案することも
出勤時の気持ち 「今日来てほしくない」 「来てくれたら助かる」

■ ケチと思われる瞬間のNGセリフ集

セリフ キャバ嬢の内心
「ドリンクいらないでしょ?」 「価値ないって言われた気分」
「俺、今日1時間だけで帰るから」 「使う気ないなら来ないで…」
「シャンパンってそんなに原価安いんでしょ?」 「そういう話ここでする?」
「延長って強制?」 「空気読めない人」

■ 「割り勘」を提案されたときのキャバ嬢の心理

  • 店内での割り勘=「扱いが軽い」「女性として見られてない」
  • 女の子のドリンクすら出さない=「私と話す価値ないってこと?」
  • 一度でも割り勘を持ち出すと、営業リストから外される可能性が高い

■ キャバ嬢に好かれる“お金の使い方”の特徴

悪い例(細かい客) 良い例(好かれる客)
値段・原価を気にする 値段より空気を優先
ドリンクを断る 「飲んでね」と自然に頼む
払う代わりに見返りを求める 見返りを求めず楽しませる意識
チップを強調 さりげなく渡す・無言で置く

■ 「お金を使わないから嫌われる」のではない

キャバ嬢たちは「金額」そのものではなく、“払う姿勢・扱い方・空気の読み方”を見ています。

少額でも紳士的に使い、金額にこだわらず心地よい会話と気遣いができる人こそ、指名やアフターに繋がりやすいのです。

割り勘やお金に細かい客

場をしらけさせるネガティブ発言連発の客

キャバクラは「非日常の楽しい空間」を提供する場所です。にもかかわらず、延々と暗い話・愚痴・自己否定を繰り返す客は、“場の空気を壊す存在”=嫌われる客になります。

キャバ嬢たちは“話を聞くプロ”ではあるものの、「心のゴミ箱」ではありません。ネガティブ連発客は、一緒にいるだけで疲弊させてしまうため、最も避けられがちな存在です。

■ 典型的なネガティブ発言パターンと現場の反応

パターン よくあるセリフ キャバ嬢の本音
自己否定型 「俺なんか価値ないよ」「どうせブサイクだし」 「そんなの聞きたくないし、困る」
会社愚痴型 「上司がクソでさ」「職場が地獄なんだよ」 「その話、私にしても解決しません」
恋愛トラウマ型 「元カノに浮気されてから誰も信じられない」 「じゃあなんでキャバクラ来てるの…?」
将来悲観型 「このままじゃ人生終わる気がする」 「私に人生相談されても困ります…」
酒乱泣き型 飲みすぎて「もうダメなんだ…」と泣く 「泣かれても、リアクションに困る」

■ キャバ嬢が受ける“心理的ダメージ”とは?

  • 楽しくない空気を作られる=他のお客や自分のテンションも下がる
  • 言葉選びやリアクションに気を遣いすぎて、心が消耗
  • 「来てほしくない客リスト」に入りやすくなる

「営業LINEでは返してても、内心では“またあの人来ないでほしい…”って思ってる人、多いです」

■ ネガティブ発言が招く“空気クラッシャー効果”

状況 起こること
他の客と同席している時 空気が沈む→他のテーブルに影響が出る
キャバ嬢が相槌に困る 不自然な沈黙 or 無理な笑顔が続く
テーブルの盛り上がりが消える 店の雰囲気全体が崩れ、スタッフも警戒する

■ なぜネガティブ発言してしまう客が多いのか?(心理的背景)

  • “キャバ嬢は何でも聞いてくれる”という誤解
  • 普段話せないことを話せる場所と思い込んでいる
  • お金を払ってるから“本音をぶつけてもいい”という自己中心的思考

→ こうした考え方が“接客されていることへの感謝の欠如”に繋がります。

■ ネガティブな話でも“好かれる人”との違い

嫌われる人 好かれる人
暗い話を延々と語る 一言ポロッと弱さを見せる程度
相手に「解決」や「同情」を求める 相手に「ただ聞いてくれてありがとう」で済ませる
店の空気を無視して話す 場の空気に配慮して話す or 話さない
酔って暴れる・泣く 飲んでも一定の自制心を保つ

「たまに“ちょっと疲れててさ”くらいならOK。でも延々と愚痴る人は“またこの人か…”ってなります」

■ 嫌われずに弱音を吐くコツ

  • 先に「こんな話してごめんね」などクッションを入れる
  • 短く・軽く・自分でオチをつける
  • 話したらすぐに明るい話題に切り替える
  • 「これ話すのここだけにしとく」などの距離感を演出する

場をしらけさせるネガティブ発言連発の客

他の嬢と比較してくる客

キャバ嬢にとって、他の嬢との比較=否定・ダメ出しにしかなりません。たとえ悪気がなくても、比較されることで「私って劣ってるってこと?」「この人は私を選んでないのか」と感じてしまい、一気にテンションが下がる“地雷ワード”です。

男性側は「盛り上げのつもり」「話題作りの一環」として言っているつもりでも、キャバ嬢にとっては心にグサッとくる発言であり、最もモチベーションが下がる行動のひとつとされています。

■ よくある「比較発言」パターンとキャバ嬢のリアルな反応

パターン 客のセリフ キャバ嬢の本音
容姿比較型 「○○ちゃんの方が美人だよね」 「わざわざそれ言う必要ある?失礼」
ノリ比較型 「前の子の方が盛り上がったな」 「私が盛り上げられないって言いたいの?」
会話力比較型 「○○ちゃんの方が話しやすかった」 「そんなの人によるでしょ」
サービス比較型 「この前の子はもっと飲んでくれた」 「それ、私にプレッシャーかけてるだけ」
店外対応比較型 「あの子はアフター来てくれたよ」 「私もそれを求められてるの?無理」

■ 比較されたときのキャバ嬢の心理

  • 「私のことは興味ないんだな」
  • 「この人に尽くしても無駄」
  • 「誰にでも同じこと言ってるんだろうな」

結果として:

  • 営業の優先度が落ちる
  • 営業LINEが来なくなる
  • 接客中も距離感が広がる

「比較されると、一瞬で“接客モード”に切り替えます。心は閉じます」

■ 比較する客が勘違いしていること

勘違い 実際
「冗談のつもりで言ってるだけ」 冗談に聞こえないし、空気が凍る
「盛り上げようとしてる」 “自分が選ばれてない感”で冷める
「他の子の良さを伝えてるだけ」 “あなたはそれ以下”と言ってるのと同じ
「競争させればもっと頑張るでしょ」 逆にやる気をなくさせるだけ

■ キャバ嬢が「比較されて良かった」と感じる唯一のケース

実は比較が全てNGというわけではありません。「ポジティブな比較」はむしろ効果的です。

良い例 効果
「前の子も良かったけど、君の方が落ち着く」 → 自分が“選ばれている”実感が湧く
「今日の髪型、前より断然好き」 → センスを認められた気分になれる
「初めて指名した時より、今の方がずっと楽しい」 → 関係が深まっている感覚が伝わる

■ 嫌われないための比較的トークのコツ

  • 「前の子」の話をする時は“話題”として軽く触れる程度にとどめる
  • 他の嬢の話をした後は必ずその場にいる嬢をフォローする一言を加える
  • “あなただから来た”という特別感・選択の意識を言葉にする

■ 他の嬢と比較する客が受ける“裏対応”

  • キャバ嬢内で「地雷認定」される
  • 営業リストの優先度が最下位クラスに
  • 表面上は笑顔でも、裏で情報が共有される
  • 「この人、他でも同じこと言ってそう」と信頼が失われる

「比較してくる人って、誰にでも同じセリフ言ってそうで信用できないんですよね」

他の嬢と比較してくる客

連絡をしつこく取ろうとする客(粘着質)

キャバクラの連絡手段(LINE・DMなど)は、あくまで営業の一環です。キャバ嬢側は“売上につながるお客様へのツール”として使っているだけであり、個人的な恋愛感情や友情のために使っているわけではありません

しかし一部の客はこの区別がつかず、恋人気取り・監視気質・依存的な言動を見せ始め、結果として「怖い・しつこい・無理」とキャバ嬢に警戒されてしまいます。

■ 粘着質な客の典型パターンとキャバ嬢の本音

行動タイプ 実例 キャバ嬢の感じ方
毎日連絡型 「おはよう」「今何してる?」「今日も頑張ってね」 「毎日通知が来るのがストレス。義務みたいで疲れる」
未読・既読圧型 「なんで既読ついたのに返事ないの?」「無視?」 「怖い。圧がすごくてメンタルやられる」
感情依存型 「君しかいない」「話せないと死にそう」 「私、心療内科じゃないんだけど…」
店外行動監視型 「今日は出勤?何時?」「誰とアフター?」 「完全にストーカー気質。正直通報したい」
急な呼び出し型 「今から会いたい」「近くまで来たんだけど」 「勝手に来られると身の危険感じる」

■ 粘着客が抱えている“危険な勘違い”

勘違い 実際
「LINE交換=特別扱いされた」 → 営業上の一斉配信対象に過ぎないことが多い
「返信があった=本当に興味を持たれてる」 → 定型文や営業文の可能性が高い
「やり取りが長く続いてる=好かれてる」 → 来店見込みの高い客に対して営業努力しているだけ
「LINE続いてるし店外もいけそう」 → 内心では「そろそろ切りたい」と思われてる場合も

■ キャバ嬢のリアルな声(実体験)

「毎日“今何してる?”ってLINEが来る人がいて、会話してるつもりなんでしょうけど、私は“返信しなきゃいけない苦痛”でしかない」

「一度返事遅れただけで“オレ何かした?”って10通来た。もう無理すぎて即ブロックしました」

「店の前で待ってるとか、怖すぎ。女の子たちで情報回して注意してます」

■ 店側の対応(粘着がエスカレートした場合)

  • キャバ嬢から相談があれば、スタッフが直接警告
  • 悪質な場合は指名NG設定・ブラックリスト入り
  • 出待ち・つきまといが続くと、警察沙汰になるケースも
  • 一部店舗では「営業LINE一切禁止」の嬢も存在(過去に被害が多かったため)

■ 粘着客がキャバ嬢に与える心理的負担

状況 感情
毎日LINEが来る 「通知が怖くてスマホ見たくない」
返事しないとキレる 「会話が地雷。すぐ怒られるから怖い」
店外でも行動チェック 「プライベートが侵食されてる感覚」
恋人気取り 「営業と私情を混同してくる時点で無理」

■ 嫌われないための“好印象な連絡”との違い

粘着質な連絡 紳士的な営業LINE対応
毎日何通も送る 週1〜2回、軽い近況や来店予定
即レス強要・未読圧 返信がなければ「忙しいんだな」で済ます
感情的・依存的な内容 明るく前向き、相手を労う内容
誘いがしつこい 一度断られたら引いて次に繋げる

連絡をしつこく取ろうとする客(粘着質)

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です