見た目を整えるだけじゃない!“聞き方”でモテる会話法とは

キャバクラにおいて、最初の印象は「見た目・清潔感」で決まりますしかし、2回目以降に選ばれるかどうか、“本指名されるかどうか”は会話力=「聞き方」が勝負

「話し上手より聞き上手がモテる」とよく言われるのは、キャバ嬢にとって“安心して話せる客”が、営業対象を超えて「また会いたい人」になるからです。

ここでは、聞き方ひとつで「この人、わかってるな」と思わせる会話の技術を丁寧に解説します。

◆ なぜ「聞き方」が重要なのか?

● 理由①:キャバ嬢は「話すこと」に疲れている

→ 1日何人もの客の相手をしているため、聞き役になってくれる人が貴重

● 理由②:共感してくれる人に“心を開きやすくなる”

→ 「否定しない」「合わせすぎない」「ちゃんと聞いてる」が揃うと、営業トークを超えた話題に入れる

● 理由③:「聞き方」が上手い人は“営業慣れしてる客”として信頼される

→ 嬢:「この人、ちゃんと距離感もわかってる=安心」

“聞き方”でモテる会話法とは

目次

相づちは「うん」ではなく「感情+言葉」で返す

キャバクラの会話において、“相づち”はただの相づちではありません。雑な「うん」「へぇ〜」「マジで?」の繰り返しでは、いくら話を聞いていても、嬢には“興味がない”と判断されてしまうのが現実です。

一方で、相づちに“感情”と“言葉”を少し添えるだけで、「この人、ちゃんと私の話を受け取ってる」と思わせることができます。

ここでは、実際の会話例を交えながら、“印象に残る相づち”の作り方を詳しく解説します。

◆ なぜ「うん」だけだとダメなのか?

● 理由①:誰にでも同じ返事に見える

→ 「うん」や「マジで?」は、“聞いてるふり”にしか感じられない
→ 嬢:「私の話に興味あるって本気で思ってるのかな?」

● 理由②:会話が“流れる”だけで、“残らない”

→ 心を込めて話しても、淡白な反応では「響いてないな」と感じてしまう

◆ 「感情+言葉」の相づちで印象はこう変わる!

嬢の発言 よくあるNG相づち 印象に残る相づち
「昨日めっちゃ混んでて休憩なかった」 「へぇ〜」 「え、それ地味にキツいやつ…!」
「なんか急に女の子減ったんだよね」 「そうなんだ」 「そういうとき、現場まわすの絶対大変じゃん」
「最近ちょっとメンタルやばくて」 「大丈夫?」 「それはしんどい。何とか持ちこたえてるの偉すぎる」

→ ポイントは、“聞いてる”ではなく“受け止めてる”というリアクションを返すこと。

◆ 感情+言葉を添えるコツ3選

① 嬢の気持ちに“寄せて共感”する

→「え、それつらいな…」
→「それだけ頑張ってたら、しんどくもなるよね」
→「それって普通に理不尽じゃない?」
“感情を先に言う”と、心に響きやすくなる。

② 状況を“言い換えて”返す

→「それって、現場崩壊しかけてる感じ?」
→「つまり〇〇ちゃんが一人でカバーしてたんでしょ、無理ある(笑)」
言葉を拾って“あなたなりの言葉”に変えて返す=ちゃんと聞いてる証明

③ あえて“軽く笑える共感”を入れる

→「それはもうドリンクで水責めされてるレベル(笑)」
→「全然休めてないのに“笑顔で〜”って要求されるやつね。プロやな」
重くなりすぎないリアクション=心地いい会話になる

◆ 相づちは“主導権を渡す技術”

上手な相づちは、ただの受け身ではありません。
「あなたの話、もっと聞きたいよ」という自然な誘導でもあります。
→ 嬢にとっては:

「この人にだったら、もうちょっと話したくなる」
「無理に聞いてる感じがしない」
→ → 結果、営業トークから“素の話”へと会話が移行するきっかけに。

相づちは「うん」ではなく「感情+言葉」で返す

話の“背景”を拾う

キャバクラの会話では、嬢が話す内容は一見「軽い雑談」でも、その裏にはストレス・努力・葛藤・気遣いなどの“背景”が潜んでいます

そして、モテる客・信頼される客は、この“背景”を丁寧に拾って返すことができる人

「へぇ〜そうなんだ」だけで終わらせず、“そこに至るまでの流れ”や“心の動き”に目を向けられるか?が会話の質を決定づけます。

◆ なぜ“背景を拾う”とモテるのか?

● 理由①:表面的なやりとりから一歩踏み込める

→ 他の客がスルーしてる“感情”や“経緯”を察してくれることで、
嬢の中で「この人、他と違う」「ちゃんと私を見てくれてる」という感覚が生まれる。

● 理由②:“気遣い”ではなく“理解”が伝わる

→ 「大変だね」ではなく、「その場の空気、〇〇ちゃんがどう処理したか想像つくわ」
→ =状況も感情もくみ取ってくれる → 感謝じゃなく安心につながる

● 理由③:営業トークではなく、“人として話せる相手”に昇格する

→ 嬢の気持ちに共鳴できる男は、営業を超えて“素”が出せる対象に変わっていく

◆ 実践!背景を拾うリアル会話例

【例1】

嬢「昨日ヘルプずっと回ってて、座った瞬間に呼ばれてばっかでさ〜」

よくある返し:

「それは大変だったね〜」
→ 表面の“疲れた”だけを拾って終わり

背景を拾った返し:

「それって、多分あの忙しさの中で誰より気配りしてたってことだよね」
「そういう状況だと、むしろ〇〇ちゃんの空気の読み方が頼られてたんじゃない?」
“ただの忙しさ”を“価値のある行動”として返す → 嬢:「この人、見えてる…」

【例2】

嬢「今日のドレス、ちょっと違う感じにしてみたんだ」

よくある返し:

「似合ってるよ〜」
→ 誰でも言える。背景ゼロ。

背景を拾った返し:

「雰囲気ちょっと大人っぽくなってるけど、何か意識したの?」
「雰囲気変わったけど、もしかして今日は指名のお客さん多い日とか?」
→ 「変えた=何か目的や意図があるはず」と推察して言葉にする → 観察力&関心の深さが伝わる

【例3】

嬢「最近まじで寝れなくてさ〜なんか疲れ取れない」

よくある返し:

「それはちゃんと寝なきゃダメだよ」

背景を拾った返し:

「寝つけないって、身体より気持ちが休まってないパターン?」
「もしかして、寝ようとしてるときって頭の中まだ回ってる感じ?」
体調の“奥”にあるメンタル要因を丁寧にくみ取る → 嬢:「この人、浅く聞いてないな」

◆ 背景を拾うための3つの視点

①「どうしてその言葉を今、口にしたのか?」

→ 状況・前提・周囲との関係を想像する

②「その時、どんな感情が動いていたのか?」

→ 嬢の立場・性格・ポジションから感情を仮定する

③「その行動や言葉には、どんな“意図”があったのか?」

→ 目的・狙い・無意識の選択まで読もうとする

話の“背景”を拾う

話題を広げるときは“選択肢”をつける

キャバクラで会話を広げるとき、やりがちなミスがこちら

「〇〇ってどう思う?」「最近どう?」「何かあった?」

一見、相手に興味を持ってるようで、実は丸投げの質問

嬢からすれば「何をどう返せばいいのかわからない」と感じることも多く、会話が止まる・雑に返される・話題を変えられることが多くなります。

そこで有効なのが、“選択肢”をつけて聞くという会話テクニックです。これはキャバ嬢の負担を減らしながら、話題を広げる“会話の潤滑剤”になります。

◆ なぜ“選択肢をつける質問”が効くのか?

● 理由①:答えやすくて、会話のハードルが下がる

→ 漠然とした問いよりも、方向性が決まっている方が答えやすい
→ 考える時間や負担が減り、「返したくなる質問」になる

● 理由②:会話が自然と深掘りしやすくなる

→ AかBかで答えてもらえば、その選択の理由に感情やストーリーがついてくる

● 理由③:“聞かれてる感”が強くない

→ 素朴な雑談に近くなるため、営業感が抜けて心を開きやすい

◆ 実際に使える「選択肢つき質問」テンプレ集

① 気分・性格系

  • 「〇〇ちゃんって、どっちかというとアウトドア?それともインドア引きこもり派?」
  • 「疲れたときって“寝て回復する派”?それとも“とりあえず遊びに行く派”?」

→ 選択肢があることで自分の話をしやすくなる+自然に性格の深堀りができる

② 恋愛観を軽く探るとき

  • 「もしデートするなら、映画館とかゆっくり系?それとも遊園地とかテンション系?」
  • 「理想の告白って、王道ストレート派?それともタイミング重視派?」

→ 重くなりすぎず、“恋バナっぽい雰囲気”で距離が近づく流れを作れる

③ お店・仕事トークを広げたいとき

  • 「今日って忙しさでいうと“地獄級”か“まあまあ耐えた”どっち寄り?」
  • 「指名多いときって、達成感ある?それとも“プレッシャー半端ない”派?」

→ 営業の愚痴・達成感・モチベーションなど、嬢の“内面”を拾える会話へ自然に移行

④ 好み・趣味の話題を盛り上げたいとき

  • 「漫画って“泣ける系”読む派?“バトル熱いやつ”読む派?」
  • 「旅行行くなら、景色派?それともグルメ派?」

→ 選んでもらう → 「なんでそっち?」と聞くだけで自然に会話が広がる

◆ “選択肢つき質問”を成功させる3つのポイント

1. 選択肢は「どっちでも正解」の柔らかいものにする

→ 価値観を否定されない形にすることで、安心感を与える

2. 選択肢を少し“ふざけ気味”にするとラクになる

例:

  • 「好きな季節って“秋のお洒落満喫派”?“夏のビール最強派”?(笑)」
    → 軽さとユーモアがあると、気楽に返せる空気感になる

3. 答えを受けて“理由”を拾いに行く

例:
嬢「うーん、私はグルメ派かな」
→ 客「やっぱ食で幸せ感じる系?それとも“その土地じゃないと食べられない感”が好きなタイプ?」
→ ここで“背景”を拾えば、会話の深みがぐっと上がる(※この流れで好感度が決まる)

話題を広げるときは“選択肢”をつける

嬢のワードをリフレーズして返す

キャバ嬢との会話で好かれる男は、「会話の内容」ではなく「反応の質」で差をつけています。
その中でも特に有効なのが、

嬢の言葉を“そのまま返す”のではなく、“リフレーズ(言い換え)して返す”というテクニック。

これを自然にできると、

「ちゃんと聞いてるな」
「理解しようとしてくれてるな」
「なんか話してて心地いい」

と、嬢の中での“会話ランク”が格上がりします。

◆ リフレーズとは何か?

→ 相手の発言のキーワードや気持ちを“あなたの言葉”で言い換えて返すこと。
例:
嬢「今日マジでバタバタだった…」
→ 客「それ、もはや戦場だったでしょ(笑)」
ただ「そうなんだ」より、リアクションに“温度”と“個性”が加わるため、印象がグッと上がる

◆ なぜリフレーズが効くのか?

● 理由①:「ちゃんと聞いてる」が“言葉の形”で伝わる

→ オウム返しではなく、自分の表現で返す=受け取って考えた証拠

● 理由②:「感情」が可視化されて、共感が深まる

→ 嬢も無意識だった感情が、「言い換えられて返ってくる」と納得と安心につながる

● 理由③:聞き手に“知性と余裕”を感じる

→ 「この人、言葉の選び方うまいな」と思わせることで、営業的な壁が一歩薄くなる

◆ 実践例|リフレーズによる返し方の比較

【パターン1】疲労系の話

嬢:「今日まじでしんどかった…」
✖「大丈夫?」(←浅い)

「それって、気力ごと吸い取られた日だね…」
「それ、全回復まで2日はかかるやつでしょ(笑)」
→ 同じ“疲れ”を、ユーモアや比喩で言い換えることで空気が軽くなる

【パターン2】愚痴・理不尽トーク

嬢:「なんか今日、理不尽なことばっか言われてさ」
✖ 「それ嫌だね〜」

「理不尽リレーでも始まってたの?」
「完全に“今日の耐久テスト”やん、それ」
→ 「共感」+「温度感」=気持ちが軽くなる返し

【パターン3】うれしい話

嬢:「今日、〇〇さんに指名もらえて嬉しかった!」
✖ 「よかったね!」

「それ、今日のベストアワード受賞じゃん」
「その笑顔、わかりやすすぎて可愛い(笑)」
ただ褒めるのではなく、言葉で“盛って返す”ことで記憶に残る

◆ リフレーズするときの3ステップ

① 嬢のキーワードを“1語”メモ感覚で拾う

→ 疲れた・しんどい・頑張った・理不尽・緊張した・嬉しかった など

② それをあなたなりの言葉で“言い換える”

→ 比喩、たとえ、オーバー気味な表現などを交えて表現力を出す
例:「緊張した」→「それ、心拍数バグったやつでしょ(笑)」

③ 少し“笑い”or“共鳴”を混ぜて返す

→ 笑える返し:「それ、もはや修行の域」
→ 共鳴の返し:「その頑張り方、正直プロすぎる」

◆ NGパターン|やってはいけない言い換え例

NG例 なぜダメ?
「へぇ~大変だったんだね」 表現が平坦で共感が薄い
「そんなの無視すればいいじゃん」 リフレーズせずアドバイス→否定感になる
「俺もそういうのあるわ」 話を奪って自分語りに流れる

→ リフレーズは“受け止める”ための技術であって、“話題を奪う”ためのツールではありません。

嬢のワードをリフレーズして返す

嬢の言葉に“ストーリー”を見出す

キャバ嬢との会話で、ほとんどの客は「その場の言葉」だけを拾って終わります。でも、本当に好かれる・信頼される男は、「言葉の奥にあるストーリー」に気づき、言葉を返せる人です。
つまり、

嬢の何気ない言葉から「感情の流れ」「努力の痕跡」「人柄の輪郭」を見出して会話を展開できるかどうか
→ ここで「他の客と違う存在」として印象に残れるのです。

◆ “ストーリーを見出す”とはどういうことか?

ただ話を聞いて「そうなんだ」「大変だね」「よかったね」では終わらせない。

その言葉の裏にある、

  • なぜそれを言ったのか?
  • そこに至るまでに何があったのか?
  • どんな気持ちの変化があったのか?

を想像し、そこに「文脈」を与えて返すのが“ストーリーを見出す”ということです。

◆ なぜ好かれるのか?

● 理由①:一段深い共感になる

→ ただの相づちではなく、「流れを理解してくれてる」と感じさせられる

● 理由②:営業トークが“個人としての会話”に変わる

→ 嬢:「この人、私の“中身”を見てる」=心のガードがゆるむ

● 理由③:「自分のことをちゃんと覚えてくれてる」と感じさせる

→ 嬢:「この人は私のことを“点”じゃなくて“線”で見てくれてる」=特別感が生まれる

◆ 会話例|ストーリーを見出す返し方

【会話1】

嬢:「今日ちょっと体調微妙なんだよね〜」

よくある返し:

「大丈夫?」
「早く休んでね」

ストーリーを見出す返し:

「そっか、こないだも寝不足って言ってたから、さすがに身体来てるね…」
「ここ最近ずっと出勤続いてるもんね、そりゃ疲れるよ」
→ ただの体調不良ではなく、“最近の流れ・背景”をつなげて返している

【会話2】

嬢:「今日珍しくリピート多くてバタバタだった〜」

よくある返し:

「忙しかったんだね〜」
「良かったじゃん!」

ストーリーを見出す返し:

「ってことは、前回の接客で“また会いたい”って思わせたってことだよね」
「自分では意識してなかったかもだけど、接客の積み重ねが結果になってる感じする」
目の前の現象に“過去からの流れ”を与えることで、信頼と称賛が伝わる

【会話3】

嬢:「なんか最近、前よりちょっとだけ人見知り減ったかも」

よくある返し:

「慣れてきたんじゃない?」
「いいことだ!」

ストーリーを見出す返し:

「最初のころは“ガード硬いけど頑張って笑ってる感”あったけど、最近は自然に話してるよね」
「たぶん、自分でも気づかないうちに“こなれてきた自分”作ってると思うよ」
性格の変化や成長に気づいて、それを物語として返す → 嬢:「この人、ちゃんと見てる…」

◆ ストーリーを見出すための3つのコツ

①「今の発言はどこから来たのか?」を想像する

→ 発言の“直前”や“ここ最近の出来事”と結びつけて考える

②「その発言に辿りつくまでの努力・感情の流れ」を見抜く

→ 例えば「疲れた」の裏には:連勤?精神的負荷?スタッフトラブル?

③ “点”ではなく“線”として記憶する

→ 前に聞いた話・表情・トーンとつなげて、「流れの中の今」として拾う

◆ 嬢の本音:「表面じゃなくて“流れ”をわかってくれる人は、ほんとに記憶に残る」

「頑張ったことに“気づいてくれてた感”があると、それだけで救われる」
「ただ“わかる”って言われるより、“こういうときってこうじゃない?”って言ってくれると本音出しやすくなる」

嬢の言葉に“ストーリー”を見出す

「そうなんだ」ではなく、「じゃあ、どうした?」

キャバクラの会話でやってしまいがちなのが、嬢の話に「そうなんだ」「大変だったね」「すごいね」といった“共感だけで終わる返し”です

一見、優しく聞いているようで、実は“ただの通過点”になってしまっている。そこで効くのが、

「じゃあ、どうした?」

という、“話を深める一言”。この言葉には、

  • 興味を持っている
  • 話の続きをもっと知りたい
  • 感情の背景に寄り添いたい

という、能動的な“共感+関心”のサインが詰まっています。

◆ なぜ「じゃあ、どうした?」が効くのか?

● 理由①:話を“拾って広げてくれる人”として記憶に残る

→ 「話したら終わり」ではなく、「この人となら続けられる」という安心感が出る

● 理由②:自分の話に“価値がある”と感じられる

→ 「続きを聞かれる=私の話は面白い・意味がある」と自然に思わせられる

● 理由③:“私に興味を持ってくれてる”という実感を与えられる

→ 嬢:「この人、ただの愛想じゃなくて、本気でこっちに関心ある」

◆ 会話例|「そうなんだ」で終わる vs 「じゃあ、どうした?」で広がる

【シチュ①:軽い愚痴】

嬢:「今日ちょっとムカつくお客さんいたんだよね」
✖「そうなんだ〜、大変だったね」
→ 話は終了。表面だけの受け止めで流れる
「じゃあ、どうしたの?笑顔でやり過ごした感じ?」
→ → 嬢:「そう!でもさ〜実はさ…」
→ → → 愚痴トークから“素の感情”を引き出せる

【シチュ②:仕事の報告】

嬢:「最近ちょっとだけ指名増えてきたかも」
✖「え、すごいじゃん!」
→ 褒めて終わり=会話はそれまで
「じゃあ、何かきっかけあった?接客ちょっと変えたとか?」
→ → 嬢:「うん、ちょっと前から〇〇意識しててさ…」
→ → → → 成長ストーリーに入れて、“努力”や“想い”を拾える

【シチュ③:プライベート話】

嬢:「この前、友達と久しぶりに旅行行ってきた」
✖「いいね〜」
→ 当たり障りない相づち
「じゃあ、どこ行ったの?どのあたりが一番テンション上がった?」
→ → 嬢:「〇〇行って、やっぱ海が綺麗で〜」
→ → → 写真・思い出・趣味の話まで自然に広がる

◆ 「じゃあ、どうした?」を自然に使うバリエーション

✔ パターン別言い換え例:

シーン 言い換えフレーズ
愚痴系 「で、そのあとどう対応したの?」/「え、それ言い返せた?」
仕事系 「じゃあ、自分では何が変わったって思う?」/「それって狙ってやってたの?」
成功・報告系 「そのとき何考えた?」/「達成感すごかったでしょ」
プライベート系 「どこが一番印象に残った?」/「それって前から計画してたの?」

→ ポイントは、「もっと聞かせて」の空気を出すこと。
→ 返しのテンションは“興味”+“余裕”が大切。

◆ 嬢の本音:「“聞きたい人”と“聞いてるだけの人”はすぐわかる」

「『そうなんだ』って言われると、もう話す気なくなる(笑)」
「でも『それでどうしたの?』って言われると、“あ、この人ちゃんと聞いてくれてる”ってなる」
「営業でも、つい喋っちゃう人って“続きを聞きたがる空気”持ってる」

「そうなんだ」ではなく、「じゃあ、どうした?」

リアクションのタイミングを“後半にずらす”

キャバクラの会話でよくあるミスのひとつが、リアクションの“早打ち”です。

話の途中で「マジで!?」「ヤバっ」「それキツくない?」など、嬢が話し終える前に反応してしまうことで、話の流れを遮ってしまうことが多々あります。

実は、リアクションは“早いほどよい”わけではありません。

あえて最後まで聞いてから、ひと言リアクションを返す」という“間”の使い方が、「この人、ちゃんと聞いてくれてる」という印象を強く残します。

◆ なぜ“後半にずらす”のが有効なのか?

● 理由①:話を“最後まで聞いてくれる人”は安心される

→ 話し終える前に反応されると、「聞いてないな」「焦ってるな」と感じやすい
終わってからの一呼吸=聞き上手の余裕

● 理由②:反応が“熟考されてるように見える”

→ 話のあとにワンテンポ置いて返すと、感情の処理をしてから返してる印象になる
→ 嬢:「この人、わかってる」=会話の質が上がる

● 理由③:“自分のペースで話せる相手”だと感じさせられる

→ 嬢は「割り込まれない安心感」「話をさえぎられない尊重」を求めている
反応が遅い人より“タイミングを待てる人”が信頼される

◆ 会話例|リアクションのタイミングでどう印象が変わるか

【NG:早すぎるリアクション】

嬢:「今日、マジでやばい客いてさ、話通じなくて大変だったんだよね」
→ 「え、それヤバい!マジでそういうやついるよね〜!」
→  途中でかぶせてしまい、“共感されてる”というより“話を奪われた感”

【OK:話し終わってから一呼吸置く】

嬢:「今日、マジでやばい客いてさ、話通じなくて大変だったんだよね」
→(一瞬の間を置いて)
→ 「……それ、メンタル削られるやつだな」
→ 「よく最後まで笑顔でいられたね、それプロすぎるでしょ」
→  話をちゃんと受け止めた印象+信頼・共感・称賛のバランスが整う

◆ どう“後半にずらす”か?実践のコツ

①:嬢の話が完全に終わるまで、口を挟まない

→ 話が終わったと感じても 0.5〜1秒待ってから反応
→ それだけで、「落ち着いて聞いてくれる人」という印象に

②:リアクションは“ワンフレーズ+余韻”で

例:

  • 「それ、つらっ……しかも最後まで笑顔ってすごくない?」
  • 「完全に心折れるパターンじゃん、それ。よく耐えたな…」

→ 感情を“こねて”出すような言い方が、リアリティと温度を生む

③:リアクションを“1ターン遅れ”で返すのもアリ

→ 話の直後は流しておいて、少し話が進んだ後に
「てかさっきの話だけど、それ、かなり根性いるやつじゃない?」
→ → 時間差での共感は、意外と強く印象に残る

◆ 嬢の本音:「反応が早すぎる人って、ちゃんと聞いてない感じがする」

「話し終える前に“それやば!”って言われると、最後まで話す気なくなる」
「ちゃんと聞いて、ちゃんと返してくれると、“この人、話しやすい”って思える」

リアクションのタイミングを“後半にずらす”

NGな聞き方例

キャバクラで「話を聞く姿勢」はとても重要です。しかし、間違った“聞き方”は逆に好感度を下げる結果にもつながるのが現実。

聞き方には“態度”だけでなく、“内容”と“空気”も含まれます。このバランスを間違えると、

「この人、いい人だけど距離を取りたい…」
「話してても疲れる」

と嬢に思われてしまうことも。

ここでは、キャバ嬢から嫌われやすいNGな聞き方例と、その理由、改善方法まで具体的に解説します。

◆ NG聞き方①:興味のない「へぇ〜」「マジで?」連発

● ありがちな例:

嬢:「最近ちょっと体調崩しててさ…」
客:「へぇ〜、大丈夫?」

● なぜNG?

→ 興味がなさそうに見える・リアクションが薄くて「聞き流されてる感」が伝わる
→ 嬢:「この人、本気で聞いてないな」

● 改善するなら:

「それはしんどかったね、どんな症状出てたの?」
→ 興味・共感・広がりがセットで伝わる

◆ NG聞き方②:アドバイス癖・すぐ正解を言いたがる

● ありがちな例:

嬢:「ちょっと前にお客さんと揉めて…」
客:「そういうのって、事前に対策しといた方がいいよね」

● なぜNG?

→ “聞いてない”どころか、“評価してる”印象を与える
→ 嬢:「アドバイス求めてないし、上から目線かも…」と感じて引かれる

● 改善するなら:

「それ、めっちゃ神経すり減るやつじゃん…どうやって切り抜けたの?」
→ “感情”を拾ってから話を聞く → 自然と会話が深まる

◆ NG聞き方③:話を途中で奪って自分の話にすり替える

● ありがちな例:

嬢:「昨日、変なお客さんいてさ〜」
客:「あー、俺も前キャバでめっちゃ変な子に当たってさ〜」

● なぜNG?

→ 話の主導権を奪う/自分語りモードに切り替える → “聞いてるようで聞いてない”印象に

● 改善するなら:

まずは最後まで聞いてから、「それってどんな感じだったの?詳しく聞きたい」
→ それから、“似た体験”を出すなら「補足」や「共鳴」レベルで留める

◆ NG聞き方④:「で?」や「それって意味あるの?」的リアクション

● ありがちな例:

嬢:「この前、ドレスちょっと変えてみたんだけど」
客:「へぇ、で?なんか違った?」

● なぜNG?

→ 冷たい・評価されてる・馬鹿にされてるように感じる
→ 特に“女性のこだわりや気分”を軽く扱うと、一気に警戒される

● 改善するなら:

「今日ちょっと雰囲気違うなって思った!そのドレス、大人っぽい感じ出てる」
→ 自分の言葉で“変化に気づいたよ”と伝えるだけで好印象に変わる

◆ NG聞き方⑤:質問責め・根掘り葉掘り型

● ありがちな例:

「今日何時起きたの?」
「店入る前は何してたの?」
「営業終わったら誰と帰ったの?」

● なぜNG?

取り調べのような印象を与えてしまい、相手が“答えること”に疲れる
→ 嬢:「この人、距離感ないな」と不信感を持つ

● 改善するなら:

質問は1つだけ、それも“返しやすい+軽い空気”があるものにする
例:「最近ちょっと涼しくなってきたけど、秋って好き?」
→ 情報ではなく、“気分”を聞く会話が◎

◆ NG聞き方⑥:「○○っぽいよね」などの勝手な決めつけ

● ありがちな例:

「〇〇ちゃんってドSっぽいよね」
「意外と気が強そう」

● なぜNG?

→ 本人が“そうじゃない”と思ってると、モヤモヤが残るだけ
→ 会話が広がるどころか“反射的な防御”が入る可能性大

● 改善するなら:

「〇〇ちゃんって、どんなタイプに見られること多い?」
→ 自分の印象ではなく、“他人評価”の形にすれば会話が進みやすい

◆ まとめ|“聞き方”ひとつで、距離は縮まるし、一気に離れることもある

  • 共感だけで終わらせず、深堀りや感情を引き出す意識が大事
  • 話を奪わず、評価せず、アドバイスしない → まずは受け止めること
  • 「答えやすい」「話しやすい」「笑える」この3つの空気が整えば、聞き上手=印象上手になる

NGな聞き方例

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