要するにちょっとかわいい普通の女の子が綺麗に着飾っておもてなしをしているという事です。
華やかなイメージが先行し、キャバクラ嬢をアイドルのように思ってしまう時点でただの客とキャストという関係になってしまいます。これは何もキャバ嬢に限ったことではありません。
最終的な目的である付き合うという状態は客とキャストの関係ではありません。男と女。つまり人と人なのです。
人と人とが親密な関係になるには相手の事をよく知らなければ話になりません。それを忘れさせるのがキャバ嬢の仕事なのですがそれではいつまでたってもお客様のままなのです。
キャバ嬢を一人の人間、一人の女の子としてどのような環境で仕事をしてるのかという事を知ることで相手の気持ちを知る事が出来ます。キャバ嬢と言う仕事をどれだけ理解するかが重要なのです。
軽く理解する程度では意味がありません。あなたが女性だったとして、あなたがキャバクラで働くとして・・・。そこまで本気でキャバクラの仕事を理解してこそ、キャバ嬢の気持ちを理解したことになるのです。
本来なら一度、体験してみるのがベストなのですが男性がキャバ嬢の体験をすることは出来ません。
しかし、なった気持ちで一度想像してみるとある程度、キャバ嬢の気持ちが分かると思います。一度、心の中で体験入店してみましょう。
華やかな世界
昔は水商売と言えば後ろめたい仕事というイメージがありましたが、今は華やかな世界で働く芸能界のように感じる人もいるでしょう。
毎日、綺麗なドレスを身にまとい、艶やかなネイルをキープ、お店のヘアメイクにその日にしたい髪型をリクエストし変身、きらびやかな世界に繰り出す生活は若い世代からも憧れの職業になりつつあるようです。
女子高生や１０代の女性がなりたい職業にキャバ嬢を挙げる事も多く、某ランキングでは、なりたい職業の上位にキャバ嬢がランクインしているほどになりました。
やはり、少し背伸びをしたい年齢だと、夜に働く事が楽しそうだと思ったり、お金が沢山もらえそう、といったイメージのようです。
キャバクラで働く女性がモデルを務めるギャル系ファッション雑誌があるほどで、ラインストーンやピンク一色の派手な表紙に金髪の巻き髪の女性がバッチリメイクで写っている雑誌は、他の雑誌と比べても目を引きます。
雑誌の中身は、キャバクラで働く女性の生活が掲載してあり、キャバクラで働くという事が、より身近なものになってきているのでしょう。
モデルのブログを見ても、キャバ嬢のライフスタイルが一目瞭然で、仕事では夜の蝶として羽ばたき、プライベートではブランド品を持ちオシャレを存分に楽しみ、仕事終わりにはキャバ嬢仲間と高級な焼き肉を食べ、オフの日はエステやネイルサロン・美容院で女に磨きをかける、そんな生活を雑誌やブログで見る機会があるからこそ、一度は働いてみたいと思う若い女性が増え、人気の職業になっているのでしょう。
