最初に会った時はただのお客さん。１００％嘘で塗り固められた状態の女の子と出会うと思ったほうが良いです。その嘘にまんまと騙されてしまっていては彼女どころかただのカモになるだけです。
それはキャバ嬢に限ったことではありませんが仕事柄、まったく興味のない人も相手しなければならないので余計に嘘をつくことを要求されています。
男性はそこで自分の立場というものをしっかりと理解しなければなりません。
つまりお気に入りの嬢との関係を冷静に見極める必要があるのです。キャバ嬢にとって自分はどの状態なのか！をです。そこに期待も希望も含めずにどれだけ冷静に判断できるかが重要です。
同じお客さんの中にも距離感の差があります。仕事上重要な太客から私的に気になるお客さん、普通のお客さんから仕事としても絡みたくないお客さん・・・。
お客さん一人ひとり距離感は違います。お客さんをお客さんとしてひとくくりには出来ないのです。
自分が今、どの状態なのかをしっかりと見極めなければただの勘違い野郎になってしまいます。まったく気にもされていない相手に勝手に彼氏面していたりと少づつ嫌悪感をもたれるようになってしまう可能性があるのです。
自分とお気に入りの嬢との距離感を第三者目線でしっかりと分析しなければなりません。
彼氏にはするけど客にはしない事
お気に入りの嬢との距離を測る為に考えなければならない事は彼氏にはするけど客にはしない事、またはその逆に客にはするけど彼氏にはしない事を理解する事です。
ほとんどの嬢は彼氏を店に呼びません。その理由は簡単です。「お金が勿体ないから！」という理由です。
というのが本音です。
しかし、そのような理由が多いという事はキャバ嬢の彼氏はお金を持っていない人も多いという事になります。
つまり、どれだけ嬢にお金を貢いだかという勝負以外の男性がキャバ嬢の彼氏に選ばれている事になります。お店に頻繁に呼ばれるという事はまだ、その段階には至っていないという事を自覚する必要があります。
お金が絡むと嬢との距離を測る物差しが狂います。１本でも多い指名、少しでも多く給料をという実力世界です。そんな世界で働く嬢との距離を冷静に図るためにはお金抜きの場面で考えるしかありません。
キャバ嬢が嘘をつく理由を考えよう
キャバ嬢は「嘘をつくのが仕事」と単純に思い込んでいては先は見えません。キャバ嬢が嘘をつかなければならない理由を一つづつ整理して理解しておく必要があります。会話の中に本当の事もあれば当然、嘘もあります。
本来、すべて嘘で塗り固めるなど不可能な事なのです。だからキャバ嬢は嘘しか無いと考えは絶対に間違っているという事になります。
そもそも嘘をつくのもリスクがあります。それがバレたら信用、信頼が失われてしまいます。当然、お客さんからの信頼、信用だって守りたいものです。
嘘をつけばつくほど、それを取り繕うのが大変になるのは言うまでもありません。その分、ボロが出やすくなるのは当然で、そうならない為にも必要最小限の嘘にしておかなければなりません。
それを踏まえた上でキャバ嬢という職業柄、嘘をつかなければならない項目、良くありがちな嘘を改めて考えてみましょう。
断トツでトップになる嘘は当然というかやはり「彼氏がいない」という嘘です。これはもう嘘というよりもサービスです。
男性側も簡単に鵜呑みにしてしまう人も少ないと思いますが、彼氏がいようが本当にいまいがすべて彼氏はいないという事になります。
キャバクラという場所は多少なりとも期待してしまうのが男との嵯峨。その事実を伝えられても同じテンション、同じ頻度でお店に来てくれる人などほとんどいません。
そんな中、バカ正直に彼氏がいると伝えてしまえば、多くの確率で客が離れてしまいます。嘘をつかしているのも客なのです。
次に多いのは「住んでいる場所や環境の嘘」です。これは言うまでもなくプライベート、プライバシーを守る為です。そしてストーカー被害に遭わない為です。地域すら教えない警戒心が強い子も少なくありません。
地域すら教えないのにも理由があります。今ちょうどそこで飲んでいるという電話がかかってきて誘われる可能性もあり面倒ですし、何かしらでつながると後々面倒だからです。
また、彼氏と住んでいる事はもちろん、一人暮らしだったとしても家族と住んでいることにする子は多いです。
姉妹で住んでいる、女友達と住んでいるなど家に来ようとする客を敬遠する意味で複数人で住んでいる事にしておくのが無難だからです。
同じく多いのが「職業の嘘」、ようするに昼職のことです。例え夜専業で働いていたとしても休日や昼間に誘われるのを断る理由として役立つからです。
同伴の時間も短くでき、明日仕事があるからとアフターの誘いも断りやすくなります。何より休日に遊びに行く誘いを断る為です。
多くの確率でこの３つは嘘をつく可能性は高く、どれもそれぞれ理由があり嘘をついています。不必要な嘘などは無く、どれも必要に駆られて嘘をついているのです。
そして、「今あなたと話しているのが楽しいという嘘」。これがなければ当然、キャバクラに通わないと思います。
キャバ嬢という職業はいつかは辞めます。これらの嘘はすべて辞めたときに縁を簡単に切れる為でもあり、誰にでもつく仕方の無い嘘です。客である以上、誰もがそれらの嘘を最初はつかれていると思っても構わないでしょう。
ただし、それらはキャバクラという場所である以上、当たり前のことと考え嘘だと、騙されていると思わない事も重要です。
家族が病気で治療費が払えない、学校の授業料が払えないなど金銭を目的にした嘘とは性質が異なります。
最初はこれらの嘘は業務の一環であり、それを真に受け嘘つき呼ばわりするのならキャバクラに通うべきではないかもしれません。
距離感によっても使えるテクニックは違う
そもそも距離感をしっかりと把握しなければならない理由は騙されない為でもあるのですが、お気に入りの子を落とす為に使えるテクニックも段階によって変わってくるので必ず把握しておかなければなりません。
状況に合わせたテクニックを使わなければ意味がないのです。
キャバ嬢との距離を正確に知るという意味は要するにキャバ嬢の本音を知るという事です。もちろん直接、自分の事をどう思っているのか聞いても良い返事しか返ってきません。
それをキャバ嬢の行動、言動から察しなくてはならないという事なのです。
そして、その距離を縮める為の行動を起こさなければならないのです。日に日に心から離れていく人もいれば、日に日に距離が縮まっていく人もいます。
当然、距離を縮めるテクニックを使わなければなりません。そしてそれを上手に確認するのです。
